特集について
2017.04.29
伊豆食べる通信2017年4月号「金目鯛」特集
2017年4月号は「金目鯛」特集
伊豆の旅館やホテルの食事や飲食店で、賑やかで華やかなイメージに一役買っている「金目鯛」。金目鯛の姿煮は伊豆に行くことがあれば絶対食べてみたい一品ではないでしょうか。
伊豆の代表的な食材の金目鯛。その中でも、伊豆近海で獲れたの丸々としたお腹が特徴のブランド金目鯛「稲取キンメ」を特集いたしました。
取材の場所となった稲取漁港はキンメ専業の漁師さんたちが多い事が特徴です。季節になれば伊勢海老漁などを兼業することもありますが、年間を通じて行うのキンメ漁だけと言う漁師がとても多いのです。
縦縄(一本釣り)漁で釣り上げられた金目鯛は、必ず水温近くの温度帯で保管しておくことが定められています。それは船の上でも、選別され出荷を待つ状態でも同様です。新鮮な金色に目を輝かせ「稲取キンメ」の黄金のタグを付けた金目鯛を、購入者に届けるため徹底した品質管理体制を取っています。(この稲取キンメのタグがついた金目鯛は間違いなく美味しいです。)稲取キンメの美味しさは、東伊豆の豊かな漁場とこだわりの漁法、そしてプライドをかけた管理体制りより今日に継承されています。
稲取では、金目鯛の姿煮はもちろんのこと、お刺身やげんなり寿司、釜飯、キンメまん、将夫飯(伊豆食べる通信フォトワークショップで生まれた即興料理)など、稲取キンメを愛し、金目鯛と共に歩む街だからこその「ここでしか味わえない金目鯛」に出会うことができます。
是非、稲取に行って、現地で稲取キンメを楽しんでください。その際には漁港にも寄って、漁師さんたちを応援してください。
女性は船に乗らず、港で待つ。無事に帰ってきたことを笑顔で迎える。
新鮮な金目鯛は「ぎんでえ」と言って、お腹が銀色に輝く。
黄金の「稲取キンメ」のタグをつける。これが何よりの美味しい証。
品質、鮮度にこだわる最高の「稲取キンメ」
今回、食材で送った金目鯛の干物。コンロのグリルに入らないくらい大きい。
これが噂の「将夫飯」。ご飯に大根葉の漬物を乗せ、煮汁をかけた一品。
稲取キンメを取り寄せたい方
伊豆漁協稲取支所で水揚げされた稲取キンメを食べてみたい方は、伊豆漁協稲取支所さんにお電話にてお問合せください。
日々の漁獲量などにも左右されますので発送時期やお支払い方法など直接お話しください。
その際「伊豆食べる通信を読みました。」と言っていただれば幸いです。
伊豆漁協稲取支所
電話番号:0557-95-2023
伊豆漁協稲取支所直売所ホームページはこちら
現地に行って稲取キンメを食べてみたい方
稲取には稲取でしか味わえない稲取キンメがあります。毎週、土日・祝日に開催される港の朝市に足を運ぶのも良いです。そのほかの曜日やお店でゆっくり食べたい方は、今回のフォトワークショップで料理のご提供などでおせわになりました「きんめ処 なぶらとと」さんがおススメです。提供する金目鯛は100%稲取キンメ。取れない時はお店を閉めてしまうこともあるそうです。
稲取にお越しの際は、ぜひ、食べてみてください。
きんめ処 なぶらとと
電話番号:0557-95-5155
住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取396
写真はなぶらととさんの「キンメづくし丼」