伊豆食べる通信 2020年10月号

「天城黒豚」

今回の舞台は伊豆の国市。
養豚界の異端児金子さんとスタッフの皆さんが本気で日本一を目指す「天城黒豚」を特集。

もともと畜産業を営んでいた金子さんのもとに、廃業する養豚所を引き継ぎ、生産者になったのが5年前。豚の生産を始めることで、生産→屠畜(とちく)→食肉センターでの内臓処理→抜骨(ばっこつ)→肉の販売、と一連の工程を一気通貫で行える他にはない生産者となった。肉の販売の目利きを活かした新しい形で、日本一美味しい豚肉を作る壮大なチャレンジが始まった。

金子さんは前例にとらわれることなく、自分で考えた育て方「金子流方程式」を積極的に当てはめていく。それは、養豚業界で長年働いている従業員の皆さんからみても驚くものも多い。
餌へのこだわり、給餌方法、飼育日数の長さなど、これらはすべて生産効率やコスト的にも非効率的である。しかし、これをあえてやることで、肉じまりの良い、良質な脂のある「良い豚肉」を作っているのである。

そして、生産から肉の販売までできる金子さんならではの最大の強みがある。それは、週に一度行われる「品質チェック」だ。豚肉の良し悪しを見るには豚の内臓(腸)を確認するのが一番わかるらしい。自分で育てた豚の内臓を見て、触って、食べて確認する。ここまでやっている生産者は他にいないだろう。内臓がきれいで美味しいと豚の健康状態良く、お肉も美味しい。良ければその飼育の仕方を採用し、悪ければ改善ポイントを見つけて次の飼育に生かしていく。このサイクルが毎週行われので、天城黒豚の味の進化は早く、どんどん美味しくなっていくのだ。

天城黒豚を楽しむ

ご協力:伊豆長岡温泉えふでの宿 小松家八の坊

創業106年、古くから伊豆長岡温泉で愛される「えふでの宿 小松家八の坊」。「えふでの宿」という名前は、館内に500以上の美術作品が展示されていることに由来しています。伊豆長岡の源泉は59.6度と温泉にぴったりな温度のため、温度調節を行わず提供される「真の源泉かけ流し温泉」を楽しむことができます。「お料理」と「おもてなし」が自慢の宿でで提供されるお料理はには、旬の食材がふんだんに使われており、四季折々のお料理を楽しむことができます。また、愛するペットと一緒に泊まれるところも「小松家八の坊」の魅力。ドッグランも完備しており、なんと年間1500頭のワンちゃんが泊まりにくる、ペット連れにも大人気の旅館です。温泉とお料理、そして天城黒豚を「小松家八の坊」でご堪能ください。

天城黒豚のお料理は「低温調理の天城黒豚サラダ」「天城黒豚ステーキ バジルソース」を提供しています。

【伊豆長岡温泉えふでの宿 小松家八の坊】

〒410-2211 静岡県伊豆の国市長岡1056-1
TEL.055-948-1301
URL:https://hachinobo.com/

ご協力:ビストロフライデーソックス

「美味しい豚肉は内臓をたべればわかる」と言って天城黒豚をチェックする金子さん。
金子さんがチェックを行っているお店こそ、ここビストロフライデーソックスさんです。
新鮮な天城黒豚が食べれる可能性があるお店です。
SNSなどで入荷状況ご確認ください。ほんとに美味しいですよ。

毎週水曜日なら生産者の金子さんに会えるしれません。
もしいらっしゃれば、伊豆食べる通信読みましたとお声がけください。

 

【ビストロフライデーソックス】
〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本6-37-13
TEL:042-703-0950

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